本日は誰も気づかない、球が深いことによって起きる2つの効果について紹介します。



まず「球が深い」ということはどういうことかというと自分の立ち位置のエンドライン(白線)付近にボールが落ちることを指します。

そして球が深いとどのようなことが起きるかというと、、、
【「球が深い」ことで起きる2つの効果】
1、相手が下がって、時間的余裕が生まれる
2、ラケット角度のバグを発生させる
といったことが起きます。
(何を言ってるか分からん!という人はこのタイミングで動画を見てください)


先日、全日本選手権千葉県予選で岸川選手と対戦する機会があったのですが、とにかく「球が深かった」です。正直、ボールの球威(速さや回転量)というのは、そこまで驚くことはなく、たまーに動画に出演いただいている今井君(法政大学)やそのほかの大学生や高校生の方が威力がありました。

にもかかわらず、とんでもなくフルボッコされたということは岸川選手は「球の深さ」といった目に見えない凄さがたくさんあるということです。(今回は言いませんが)

卓球は技術のほかにこういった知識が非常に重要なスポーツで、「知らない」せいで、いつまでも同じミスを繰り返してしまい、技術を学んでもボールが中々コートに入ってくれないということが起きてしまうスポーツです。この「知識」が何かの参考になれば幸いです。